今回は、
お問い合わせの多い、白印刷を比較してみました!
ちょっと長いですが、興味があったり、検討されている方はぜひ。
左から箔押し、オフセット印刷、シルク印刷です。
3枚並べてみました。
まずはセンターのオフセットから。
印刷としてはおなじみオフセット印刷。
チラシ、パンフ、名刺など…様々なところで使われている
ポピュラーな印刷方法です。
白インキを使うため紙に染み込みます。そのため、写真をよく見ると、
白い部分でも、赤色がうっすら見えるのが分かりますか?
全ではないのですが、紙質により、透けやすい・透けにくいがあります。
メリット :インキなので、紙と馴染む。
比較的細かいラインなどが出しやすい。
デメリット:相性により紙色が透ける場合がある
薄い色の紙だと、細かい柄は見えにくい
透ける感じの解消法として白を2回、印刷するという方法もあります。
1回目(左)は、紙が黒なので、印刷面がグレーがかっていますが、
2回目(右)はかなり白がはっきりしてます。
多少透けてもよいよ!紙となじませたい!という方は、
オフセット印刷オススメです。
また、印刷範囲が広い場合は、オフセットがコスト低めです。
次は白の箔押し。
金箔とか、銀箔とかありますよね。それの白版です。
印刷したい絵柄の型をつくり、その型で箔を印刷したい紙にプレスします。
オフセットは、紙に染み込むので、印刷面に厚みの差は出ませんが、
箔押しと紙の境目を触ると、少し凹凸が感じられます。
また、凹凸のある紙ならば、箔の部分だけ
まっ平らになります。(圧力がかかるので)
均一な厚み・色の箔を定着させるので、ムラなどはできません。
触った感じは、マット調でつるっとしてます。
箔自体の手触りで、紙とは違った質感です。
不透明度が高く、透けたくない方はオススメ。
ただ、ベタ面が多いと、もちろん全てではありませんが、
この写真のようにピンホールができてしまうリスクがあったり、
印刷の線が細いとうまく箔が定着せず、途切れてしまったり、という事があります。
最後はシルクスクリーン印刷。
同じ世代の方なら、わかるかと思いますが(笑)、
「プリントゴッコ」の原理で、シルクスクリーンという
布のようなものにデザインを焼付けます。
この「シルクスクリーン」は、インキが定着するものであれば
紙でなくても印刷が出来るのが特徴です。
紙以外で代表的なのは、Tシャツ、バッグなど。
ただ、細かい線などは、箔とは逆で太くなります。
ほそーい、ほそーいラインや、小さい時はツブレてしまうので
注意が必要です。
また、そこまで目立たないのですが少し色ムラが出る場合もあります。
(富士山の山頂部分あたり)
白とひとくちに言っても、
仕上がり、デザイン、紙や素材、ご予算、部数などで印刷方法が変わります。
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こちらもよければ、お立寄りください☆
わからないことなど、
お気軽にご相談くださいね。
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